【連載ブログ】カウンセリングの実際 〜幸せなパートナーシップへの道〜 <番外編(1)>

「連載を終えて思うこと 〜 夫:池尾昌紀の場合 〜」

 「はじめに」でも触れておりますが、この連載は、元々、冊子にまとめて配布していた内容をブログに分割して掲載したものです。
 冊子を読んでいただいた方に好評だったので、ブログで連載を始めたものですが、連載してみると、たくさんの方が読んでくださり、ご意見をくださいました。

 そうした方が、「励まされた」「自分もやってみようと思った」「あきらめなくていいんだ」といったご感想をくださいました。
 こうした応援の声は、僕がカウンセラーとして活動していく上で、本当に大きな励ましとなりました。
 この場をお借りして、深く御礼申し上げます。
 本当にありがとうございました。


 さて、この連載は、僕たち夫婦の歴史で言えば、一人目の子どもを授かったところで一区切りし、僕たち夫婦のビジョンに展開して連載は終わっています。

 このお話の後も、僕は多くの方とカウンセリングをさせていただき、また、僕たち夫婦との関わりや子ども達の年齢も月日を重ねていきました。

 一番の変化は、二人目の子どもを授ったことです。今では、女の子と男の子二人に囲まれる生活をしています。
 本当に幸せに囲まれているな、と感じます。

 子どもが大きくなれば、今度は子どもの教育方針や、地域との関わり等、状況はどんどん変化していきます。

 そうすると、今までなかった内容で、夫婦が衝突する機会も増えてきます。

 衝突する度に、変わらないところは昔と何にも変わらないなあと感じます。

 喧嘩をすれば、気分は悪いし、奥さんの顔を見たくもない!と思う事もあります。

 今だけでなく、これからも、僕たち夫婦は、この連載時とはどんどん違う状況になり、新しい問題がやってくるでしょう。
 その度に、悩み、辛い思いをして、どうしたらいいかわからなくなることもあるかもしれません。
 そうした時には、今までのように、たくさんの方に助けを求め、その力を借りなければ乗り越えられないと思います。

 その度に、やっぱり「この人ともう一度、結婚するのか」と選択し直し続けるのだと思います。
 一度ならず、一生くり返す、この選択。
 何度も何度も選択し続けることが、大切なんだと思います。


 この話を書きながら、今、思い出すのは、僕のカウンセリングの師匠が教えてくれた言葉です。




   辛いとき、問題があって悩む時

   そんな時には、こう自分の心に聞いてみてください。


   「私は、愛を選択するのか、自分への裁きを選択するのか」


   それでも、問題はなくならないかもしれません。

   苦しみもやってくるかもしれません。

   それでも、毎日、毎時間、毎分、問いかけてみる。

   選択とは、人の心が持つ、最も大きな力のひとつなのです。

   愛を選択してください。

   そこから愛ははじまります。




 僕は、夫婦の間で何かある度に、「愛」を選択し続けようと思います。


 僕たち夫婦の幸せなパートナーシップの道を歩み続けること。

 僕がカウンセラーとして生きると決めた人生を支えてくれるのは、この思いがあってこと、だと改めて思います。

 連載や冊子を読んで応援や共感をしてくださった方の思いをしっかり胸に抱きながら、これからもカウンセラーとしてがんばっていこうと思います。

 連載をお読みくださって本当にありがとうございました。

                                   池尾昌紀

  (番外編2)連載終えて思うこと〜妻:池尾千里の場合〜 へ続く

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