『夫婦関係の「あきらめ」の正体が相手に対してではなく自分に対してのものだとしたら』
連載の3回目になります。
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この連載は、以前の記事「夫婦円満の4つの秘訣を実行できない「あきらめ」の原因を知り越えていく」の続編になります。
夫婦円満には4つの秘訣(「会話」「ふれあい」「感謝」「思いやり」)があります。
ある意味当たり前のこの話、秘訣というのも大袈裟なんですね。
しかしながら、秘訣と銘打ったのは、この4つを維持していくのが難しいものだからです。
特に結婚生活が長くなると、夫婦の間にはいろんな出来事とそれに付随する感情の積み重ねがあって素直になりにくくなってきます。
しかし、この4つを「あきらめる」必要はないと私は思っています。
今は難しい状況だったとしても、それを変えていくことは可能です。
そのために役に立つのは「あきらめ」の正体を知ることです。

<前回までの記事>
>>>「夫婦関係の「あきらめ」の正体が相手に対してではなく自分に対してのものだとしたら(1)」
>>>「夫婦関係の「あきらめ」の正体が相手に対してではなく自分に対してのものだとしたら(2)」
◇あなたはパートナーシップにおける自分の価値が感じられなくなっているのかもしれません
こうした時には、客観的にみて、明らかに相手が悪かったとしても、どれだけがんばっていたとしても、結果が出てないことによって自分の価値を感じられなくなってしまいます。
一緒に暮らして、人生をともに歩いている夫(妻)が不機嫌だったり悪い態度だったりしたら、誰だって嬉しくないし楽しくないし幸せを感じられません。
その時、どうでもいい相手だったら話はもっと簡単なのです。
しかし、夫(妻)のことを大切に思っていたら、相手の悪い態度はあなたにとってのくるしみになります。
すると、この状況事態が生まれていることに対して、相手とは関係なく、自分自身を否定したくなるのです。
これは「自分の運命を嘆いている」と表現してもいいかもしれません。
そんな風に感じてしまうのですね。
この時、自分に価値を感じることはできません。
これまた、なかなか気づきにくい視点ですが、そんな時は、私がご相談者に向けて
「もし、あなたじゃない人と彼(彼女)が結婚していたら、今のように悪い態度になってないのでは?と思ったことはありませんか」
と伺います。
すると、
「そう思ったことがある」
「そうかもしれない」
と言われる方がかなりいるのです。
このことは、相手ではなく、自分を責めていることを表しています。
「自分のせいで相手はこんな悪い態度を取るようになってしまったのだ」
「こんな自分には価値はない」
「どうせ何をやっても彼(彼女)は私を受け入れてくれない」
こんな風に感じてしまっているのですね。
これは「自分自身の価値をあきらめてしまっている」ということなのです。
もしあなたが自分自身の力や運命を「あきらめ」ているのだとしたら、夫(妻)に対して何か行動を取ることは難しくなります。
「どうせやっても無駄だし変わらない」
と思ってしまうのは、夫(妻)に対してではなく、あなた自身に対しての言葉であり、こんな自分は何をやっても無理なんだ、と思えてしまうのですね。
そうであるならば、この自分自身への「あきらめ」を減らしていく、止めていくことができたら、あなたはパートナーに対して行動に移す力を得られることになります。
まずは、あなた自身の価値に気づき直してみてください。
しかし、本当にそうでしょうか。
あなたは「あきらめて」いると感じていながら、実際には「あきらめて」いません。
あるいは「あきらめたくない」と強く願っています。
この思いを持っていること自体があなたの努力と価値を証拠なのです。
<その4に続く>
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