池尾家日誌18往復目をお届けいたします。
<今日のお題>
「運命の赤い糸」
「必然性と一貫性」
「娘からの鋭い思春期風味のツッコミ」
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池尾昌紀・池尾千里の夫婦であり、カウンセラーでもある我々が、お互いの思いをブログで交換していく連載です。
真面目な心理学の記事とは違って、お互いのボケぶりにツッコミを入れたり、駄洒落や言葉遊びや時にはぶっ飛んだ内容もありますが、普段はなかなか聞けない思いや今更聞けない質問をしあっています。
そんな遊び心満載の記事の中には、時には真面目なパートナーシップの話、人生観、二人の過去の出来事やその時の思いなども綴っていきます。
カウンセラーでありながら、夫婦である私たちのリアル夫婦交換日記的ブログをお楽しみいただけたらと思います。

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***これより今回の日誌です***
◇●◇ 運命の赤い糸 ◇●◇
先日、たまたまつけたテレビ番組で赤い糸をお互いの指に結んで微笑む恋人のシーンが映し出せれていたのだが、それを見ていて、私が赤い糸で結ばれる話に何かしら思うところがあったことよ。
またまた古い話で恐縮なのだが、昔、真田広之が主演を勤めていた「高校教師」というドラマがあったが、そのラストシーンで主人公の二人が赤い糸でお互いの指を結ぶという悲しいラストシーンを思い出した。
このようなドラマのシーンが思い浮かぶくらい、なぜだか私は運命の赤い糸のイメージが良くないようで。
いろいろ考えていたら、そうだ「幸せになるのが怖い」が出てくるからだ、と気がついた。
ずっと昔、心理学を学ぶ前なら「永遠の愛なんてあり得ない」とか何とか、斜に構えて考えていただろうけれど、今思えば「最悪を想定してあらかじめ喜びをセーブしていた」のだと思う。
当時の私は、自分のことが大嫌いだったので、いや、今だって自分の至らなさに十分落ち込むが、昔は落ち込むと一週間続いたくらいひどく自分を責めていたので、妻の千里からは
「悩むのが趣味」
と言われていたほど。
当然、こんな自分を愛してくれる人はいないと思うので、これが「永遠の愛なんてあり得ない」「最悪を想定してあらかじめ喜びをセーブしていた」につながっていた。
しかし、これは以前の話なので、今はどうかというと
パートナーシップって、二人で一生お互いを思いやり高め合っていくことだから終わりはないし、いろんなプロセスがあって、振り返ってみたら、結局は運命の赤い糸で結ばれてたってことなんだろうな、みたいに思える。
そんな感じのイメージに変わっておったよ。
最初から運命の赤い糸を感じてもいいし、結果的にそうだったと感じてもいい。
なんか斜に構えた意見のようにも思うが、実はこっちのほうがロマンチックなんじゃないかと私は思うのだが・・・
千里はどう思う?
桜の季節になりましたね。
桜といえば
「そうだ、京都、行こう」
京都に行きたいわけではありません。
*
◇●◇ 必然性と一貫性 ◇●◇
前回の日誌で必然性の話を書いたら、千里がそれに反応してくれた。
2ヶ月ぶりにしれっと再開【池尾家日誌】新しい流れを : 心理カウンセラー◆池尾千里
必然性の話は、私も似たようなことを思っていたことがあります。 ドラマの中の人物設定から急に外れて、驚かされたりするとなんだか腹が立つようなかなしいような気持ちになって観るのをいくつ辞めたことか。
そうそう、千里はドラマや映画について、必然性がない展開になるとよく怒っていた。
優しかった彼女が突然、冷たい性格になるとか。
これって一貫性とも言えるのではなかろうか。
一貫性がないと説得力がない。
観ているこちらも、この登場人物って急に冷たくなる性格だったっけ?
だったら今までの反応や展開はいったいどうなるの?
みたいな。
実はひどいやつだったとか、逆に、冷たいと思っていたら愛に溢れていたとか、そういうストーリーもあるけど、そこには必然性が必要で、そうすると一貫性が出てくる。
これって、やっぱりカウンセリングの現場でいつも直面することだから、より思うのかも。
そう思えば、カウンセリングとは、クライアントさん自身と関係する人の過去だったり、今だったりの言動の中に必然性を探す仕事なんだな、と思う。*
さて、前回の千里からの問いかけは以下であった。
大丈夫ではありません。
*
今回の私から千里への問いかけはこちら!
◎池尾千里の返信をお楽しみに!
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